【ナイトブラで授乳】垂れ乳
授乳で垂れ乳になりやすい理由1・妊娠でバストは大きくなり授乳後はしぼむ
「赤ちゃんが生まれたら可能な限り母乳で育てたいけど、垂れ乳になりやすいってホント?」
「母乳育児を考えているけど、垂れ乳になるのは嫌だなぁ・・・」
「垂れ乳にならないように授乳することってできないのかな?」
など、産後には母乳育児を考えているにもかかわらず『授乳をすると垂れ乳になる』といううわさが気になる女性は多いのではないかと思います。
授乳をすることで垂れ乳になりやすいかどうか、この答えは残念ながら『YES』であると考えられます。
その理由の一つとしては、『女性は妊娠するとバストサイズが大きくなり、授乳を終えると役目を終えたバストはしぼむため皮膚だけが伸びた状態=垂れ乳になりやすい』という点が挙げられます。
女性は妊娠後徐々にバストが大きくなり出産する時期には通常サイズより2カップほどバストが大きくなります。
これは授乳のために乳腺が発達することから起こることであり、当然ですが授乳期を終える産後1年~2年頃には徐々にバストは元の状態に戻っていきます。
授乳で垂れ乳になりやすい理由2・授乳でクーパー靭帯が伸びやすい
次に授乳を経験することによって垂れ乳になりやすいと言われている原因は、『授乳期にクーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまう』ことであると考えられます。
バストはそのほとんどが脂肪でできているのですが、普段はクーパー靭帯という組織がバストを包み込むように配置されていて上向きに持ち上げてくれています。
しかしこのクーパー靭帯は生活していくうえで伸びたり切れたりすることがあり、一度損傷してしまったクーパー靭帯はもとに戻ることはありません。
その結果バストを支えきれなくなり垂れ乳となってしまうことがあるのですがクーパー靭帯が傷ついてしまう主な原因は加齢や激しい運動でバストが動くこと加えて、授乳もその一つであると言えます。
授乳中は妊娠前には想像ができないくらい、バストを引っ張ったり伸ばしたりして赤ちゃんへ母乳を与えることになります。
特に赤ちゃんの隣に寝そべって母乳をあげながら眠る「添い乳」は、夜中の授乳には非常に便利なスタイルなのですがバストを伸ばすことになるためクーパー靭帯は大きなダメージを受けてしまいます。
【ナイトブラで授乳】効果
効果1・卒乳後もバストを美しく保つ
「授乳でバストが垂れやすくなるのは理解できるんだけど、なんとかならないのかな」
「もちろんバストの形が悪くなるからって授乳をやめることはないんだけど、卒乳後までバストをきれいなままキープする方法はないの?」
と、授乳をしながらバストを美しく保つことを諦めたくない女性は多いのではないかと思います。
そんな女性におすすめなのは、授乳中もナイトブラを着用してバストケアをすることです。
卒乳した後もバストを美しく保つコツは、バストが大きくなる時期にできるだけクーパー靭帯に傷をつけないように注意することです。
ナイトブラには夜寝ている間にバストを動かないように固定して、クーパー靭帯が伸びたり切れたりするのを守るという効果があります。
授乳中の大きく重たくなるバストは自重によってより流れ・動きやすくなっているため、この時期のバストをナイトブラでケアすることによって美バストを保つのに欠かせないクーパー靭帯を守ることができます。
効果2・体を温めてホルモンバランスを整える
授乳中にナイトブラを着用すると、寝ている間のバストにぴったりとフィットして保温してくれるので体を冷えから守ることができます。
女性にとって冷えは大敵といいますが、ホルモンバランスを保つためにも体が冷えることはできるだけ避けることが重要となります。
またバスト周辺が冷えてしまうと体温が低くなり、血液やリンパの流れも悪くなってしまいます。
すると本来はバストへ運ばれるべきである栄養分や老廃物の運搬作業が滞ってしまうことになり、またホルモンバランスが乱れることでバストの状態に悪影響を及ぼすことがあります。
しかし夜寝るときにナイトブラを着けることでバスト周辺を温かい状態に保つことができますので、「夜頻繁に授乳するからブラを付けるのは面倒だなぁ」と思っても積極的に着用していくことをおすすめします。
【ナイトブラで授乳】おすすめ
おすすめな理由1・寝ている時のバストが動くのを予防できる
授乳中にナイトブラの着用がおすすめの第一の理由は、「寝ている間にバストが動いてしまうのを予防できる」という点です。
妊娠中、女性のバストは妊娠前に比べて1~2カップほどサイズアップするだけではなく、乳腺が発達することから重量感がありボリュームのあるバストへと変化します。
ナイトブラは妊娠していない状態であってももちろん着用してのバストケアが望ましいのですが、妊娠に際して重たく大きくなったバストは自重によって夜寝ている状態の時に流れたり動いたりしやすくなっています。
この時ノーブラで過ごしてしまうとバストは自由自在に動いてしまい、その結果バストを支え美しく保つために欠かせないクーパー靭帯が切れたり伸びたりしてしまうことになります。
寝ている間のバストが動くことで睡眠の質にも悪影響を与えることもありますので、バストが動くのを防ぐために授乳中にはナイトブラをつけて眠るようにしましょう。
おすすめな理由2・時間をかけずにバストケアできる
例えば
「バストアップクリームを塗って毎日マッサージをする」
「バストアップに良い食事をする」
「筋トレをして大胸筋を鍛える」
こういったアクションはもちろんバストアップに効果があると考えられていますが、授乳中の女性は赤ちゃんのお世話に時間も気力も注がなくてはいけないためとてもじゃないですがこんなことはやっていられないですよね。
とはいえ『美しいバストでいたい』とほとんどの女性が願うことであると思われます。
その点ナイトブラによるバストケアはつけるだけでOKなので、授乳中・育児中の女性にとって非常に気軽にできるためおすすめです。
妊娠してから授乳期を経て育児がひと段落するまでは、なかなか自分自身の美容ケアができるストレスを溜めやすい時期であると言えます。
ナイトブラの着用はさほど手間をかけずに卒乳もバストを美しく保つのに有効な方法ですので、試してみていただければと思います。
おすすめな理由3・母乳パッドを入れて母乳汚れを防げる
実際に経験がない人にとっては驚きの事実かもしれませんが、実は出産後の授乳期~卒乳にかけて「授乳中じゃなくても乳首から母乳があふれてくる」というのはよくある現象です。
そのため「寝ている間くらいはノーブラで過ごしたい!」と思っていても、授乳中の女性は授乳時間以外に母乳があふれることによってパジャマがびしょびしょに濡れてしまうことがあります。
そんなときはナイトブラを着用しつつブラとバストの間に母乳パッドを入れておくことで、パジャマやブラを母乳が出てしまい汚れてしまうことから防ぐことができます。
前述したようにナイトブラの着用は育児中・授乳中であってもつけるだけで行える手軽なバストケアなのですが、それに加えて間に母乳パッドを入れることができるというメリットもあります。
おすすめな理由4・夜中もすぐに授乳できる
ナイトブラにはさまざまな形のものがありますが、そのほとんどが「筒状になっていてよく伸びる形状」となっています。
そのためこういったタイプのナイトブラを着用することで、夜中に赤ちゃんが突然泣いて授乳が必要になった際にも片方のお乳をブラをずらして出してすぐに授乳することができます。
もしバックホックのブラを着用していた場合、いちいち上着を脱いでブラを外して・・・と手間をかけて授乳の準備をする必要があります。
その手、よく伸びるタイプのナイトブラを着けている場合にはブラをずらしてさっと授乳できるというメリットがあるので授乳期にもおすすめできます。
赤ちゃんの授乳タイムは夜だからと言ってなくなることはほとんどなく、昼も夜も関係ないしに2時間~3時間おきで行う必要がある場合が多いです。
そんなときはナイトブラで少しでも授乳までのステップを減らすことで、多忙な授乳期のストレスを減らすことができますので試してみて下さいね。
【ナイトブラで授乳】授乳中
授乳中ナイトブラ選びのポイント1・よく伸びて胸がすぐに出せる
「授乳中にナイトブラでバストケアしたいけど、どんなものがいいのかな?」
「妊娠前から使っているナイトブラはそのまま使える?」
など、妊娠~出産から授乳に際してのナイトブラ選びに悩む人も多いですよね。
そこでここでは授乳中も使えるナイトブラを選ぶ際のポイントをいくつか紹介していきたいと思います。
授乳中にも使えるナイトブラが欲しい場合は、まず第一によく伸びる生地でできていてバストがすぐに出せるようなものを選ぶようにしましょう。
赤ちゃんは生後半年~一年くらいまでは、昼も夜も関係なしに数時間おきで泣くため夜中の授乳はほぼマストとなります。
その際に硬いナイトブラを着用しているといちいち全部脱がないと授乳できないのですが、よく伸びる生地でできたナイトブラであればブラをつけたままささっと授乳することができるため必須となります。
授乳中ナイトブラ選びのポイント2・産後に負担を掛けない程度のホールド力がある
ナイトブラを着用する目的としては「寝ている間のバストが動かないようにホールドする」というものがあるのですが、産後でもある授乳中のナイトブラを着ける際には体に負担をかけすぎない程度のホールド力のものを選ぶようにして下さい。
ナイトブラによっては「バストを寄せてあげる魅せブラ」「背中や脇のぜい肉をかき集めて逃さない補正力のあるブラ」といったコンセプトの物もありますが、こういった商品は体が健康であって初めて着用が可能となります。
妊娠・出産を経験して夜中の授乳が続く授乳期の女性にとって、体に負担がかかるようなナイトブラの着用は厳禁となります。
もちろん適度なホールド力があることは必要ですが、授乳中締め付けがきつすぎないナイトブラを着用するようにしましょう。
体に負担がかかることに加えて、ホールド力の強すぎるナイトブラはバストトップを刺激してしまい、授乳時間以外に母乳があふれてしまう原因にもなるためご注意ください。
授乳中ナイトブラ選びのポイント3・母乳パッドを入れられる
授乳中の女性のバストは、基本的には赤ちゃんが乳首を加えて母乳を吸った時にお乳が出るようになっています。
しかし人によっては「赤ちゃんを見ただけで母乳がでてきてしまう」「少しブラで擦れただけででてきてしまい、止められない」ということもあるので、母乳パッドの着用はほぼ必須であると言えます。
母乳パッドはおむつのような素材でできていてあふれた母乳を吸い取り衣服や下着を汚さないためにつけるのですが、入れる場所はブラとバストの間・乳首の部分です。
そのためあまりにも密着度が高く伸びが悪いナイトブラを着けていると、この母乳パッドを入れることができなくなってしまうためご注意ください。
また、母乳パッドは場合によっては数時間で取り換えが必要となります。
このときにさっと取り外して新しいパッドを入れられるような形状をしたナイトブラを選ぶのもポイントです。
授乳中ナイトブラ選びのポイント4・パッドが取り外しできる
授乳中にナイトブラを着ける際には母乳パッドを併用することで、ブラや衣類を溢れる母乳による汚れから守ることができます。
しかしパッドがズレてしまう・パッドが母乳を吸収しきれなくなるなどが原因で、時にはナイトブラが母乳で汚れてしまうことも考えられます。
この時にもしパッドが取り外せないタイプのナイトブラを着けていると、芯までしみてしまった母乳を洗濯で洗いきることができるず不衛生な状態となってしまいます。
そのためできるだけ授乳期に使うナイトブラはパッドが取り外せるタイプのものを選ぶことをおすすめします。
またフィット感が高いナイトブラはブラとバストの間に隙間ができにくく母乳パッドを入れるのに苦労することがありますが、パッドを取り外せるタイプであればフィット感の調整をすることができるため母乳パッドの併用の際にも使い勝手がよくおすすめです。
断乳・卒乳後のナイトブラ選びについて
ここまでは授乳中におすすめなナイトブラの選び方について解説してきました。
そこでここでは番外編として断乳・卒乳後のナイトブラ選びについて触れておきたいと思います。
授乳期を終えて妊娠前のサイズ感にほぼ戻ったバストをケアするためのナイトブラを選ぶ際には、授乳中に着けていたものよりもホールド力が強いものを選ぶことをおすすめします。
またサイズについても授乳中よりもおそらく小さくなっていることが考えられますので、新たに買い直すようにしてください。
卒乳後ということなのでもう授乳を機にする必要がなく、体の状態も妊娠前にほぼ戻っていると思われます。
そのため卒乳後のナイトブラを購入する際にはバストケアを重視した、
- アンダーを支える力が強いもの
- バストの横流れを防ぎ寄せられる
- 脇や背中のお肉を寄せられるもの
こういったナイトブラを中心に選んでいくようにしてください。
【ナイトブラで授乳】Viage
授乳中におすすめなナイトブラとしてブログやツイッター・インスタなどでもよく紹介されているのがViageビューティーアップナイトブラです。
Viageは累計500万枚の売り上げがある超定番のナイトブラなのですが、非常によく伸びる生地でできているため出産を経て授乳中な女性のバストを優しく包み込んでくれます。
伸びが良いため夜中の授乳タイムにもブラをずらして片方のお乳を出してそのまま授乳することができます。
また取り外しのできるパッドが付いているためもし母乳でブラが汚れてしまった際の洗濯の際には外して洗うことができて衛生的かつ乾くのが早いというメリットがあります。
そして母乳パッドを入れたい場合も生地がよく伸びるため使い勝手がよく、もし母乳パッドを入れるときついときには内臓のパッドを外すといった使い方も可能となっています。
ViageはS~LLサイズの6サイズで、公式通販サイトなどで1枚3,278円で販売されています。
【ナイトブラで授乳】ワコール
次に授乳中のナイトブラとしておすすめするのは、ワコールのナイトアップブラです。
ワコールのナイトアップブラは先ほど紹介したViageと同じようにホックがなくよく伸びる生地で作られているため、授乳する際にはブラを上へとずらして付けたまま行うことができます。
10代の女の子のファーストナイトブラとしてもおすすめなワコールのナイトアップブラは付け心地もよく、産後の傷ついた体にさほど負担をかけることなくバストケアすることができます。
ただしワコールのナイトアップブラにはパッド自体がついていないため、パッドによるフィット感の調節はできません。
またホールド力に関してもViageほどのものは期待できないため、「体にとにかく優しいナイトブラが欲しい」「ナイトブラによるケアは最低限で良い」といった人に向いています。
ワコールのナイトアップブラはM~3Lの4つのサイズで、公式サイトなどで1枚4,180円で販売されています。
関連ページ:【ワコールのナイトアップブラの口コミ】効果と育乳について
【ナイトブラで授乳】まとめ
授乳中のバストは妊娠前に比べると重たく大きく変化しているので、卒乳後もきれいなバストでいたいと考えるのであればナイトブラでケアすることをおすすめします。
授乳中もナイトブラを着用することでバストをホールドしてクーパー靭帯が傷つくのを予防したり、体を冷えから守りホルモンバランスを整えることに繋がります。
ただし授乳中に着けるナイトブラを購入する際には、
- ずらしてバストを出せるようなよく伸びる生地でできているもの
- 産後の傷ついた体に負担をかけすぎないホールド力の物
- 母乳パッドが入れられるもの
- パッドの取り外しができるもの
こういった点に注意して選ぶようにして下さい。
当サイトでは授乳中に使えるナイトブラとして、Viageビューティーアップナイトブラやワコールのナイトアップブラを紹介していますので気になる人はチェックしてみて下さいね。