【恋愛から冷める】原因
なんの理由もなく冷めることもある
例えば恋人が嘘つきだった・わがままで最悪な性格をしていた・浮気をしていたといったことが付き合った後にわかった場合、恋愛感情がすっと冷めてしまうことは想像に難くないですよね。
しかし恋愛感情は非常にあいまいなものであり、特になんの理由もなく冷めてしまうこともあることは意外と知られていません。
人は恋愛感情を持つときに幸せだと感じる一方で、それが原因でストレスを抱えてしまうこともあります。
時に強すぎる感情を抱いてしまうことで心身に悪影響を及ぼしてしまうことすらある猛毒となることもあるので、人として健全でいるために同じ人に同じ熱量で永遠に恋愛感情を抱き続けることはできないようにできているのかもしれません。
一時の感情が冷めるのは恋愛の通過点
同じ人と長い期間付き合っていると、ふとした拍子に誰かに「恋人のこと、愛してる?」と聞かれても即答できないという人も実は多いですよね。
確かに恋人のことは好きだとは感じているものの、100%恋愛感情なのかと言われるとそうとは言えないことがあります。
好きになった当初・付き合い始めた当時には身を焦がすようなザ・恋愛という感情を抱いていた場合でも付き合ってしばらくするとそういった感情とは別に、どちらかというと高揚感というよりは安心感といったものを持つようになります。
恋は3か月程度で冷めると言われることも多く、恋が冷めたときに相手に対する何かしらの好きの気持ちを持てているかどうかが長く付き合っていけるかどうかの境目になるのかもしれません。
ラブラブでも冷めるのは一瞬なこともある
たとえ付き合い始めからどこからどう見てもラブラブ・好きで好きでたまらない恋人がいたとしても、一瞬でその感情が冷めてしまうこともあります。
相手に対する恋愛感情が冷めてしまうと急に相手が別人のように見えてしまい、待ち遠しくて仕方がなかった相手からの連絡をうっとおしく感じるようになります。
もちろん今まではそれだけを楽しみに生きていたほど大好きだったデートもどうでもよくなってしまい、徐々に相手との接触回数を少なくしようと考えます。
恋が一瞬で冷める理由は人それぞれですが、自分にとって絶対に許せない一線を相手が越えたときに起こりやすいのかもしれません。
【恋愛から冷める】行動
恋人がこんな行動を取ったら冷めてるサイン
「自分は好きなんだけど、恋人が最近冷めてきている気がする・・・」
そんなときは恋人がこういった行動をしていないか、確認するようにしましょう。
もしこんな行動を意識的・無意識的に相手がしているようであれば、それはあなたに対しての恋愛感情が冷めているサインだととらえた方がよいでしょう。
- LINEに返信してくれない・既読スルー・未読スルー
- LINEの返信が短文orスタンプのみ
- 自分の優先順位が明らかに下がった
- 一緒にいてもつまらなさそう・笑わない
- 以前話したことを覚えていない
- デートの回数が減り場所が適当になる
- ドタキャンが増える
- 記念日を祝わなくなる
- 些細なことで感情をぶつけてくるようになった
- 愛情表現が減ったorなくなった
【恋愛から冷める】期間
恋愛が冷めるまでの期間はどのくらい?
恋愛が冷めるまでの期間はカップルによって違うため100%正確な情報はありませんが、一般的には2つあると考えられています。
一つ目のタイミングは1年・さらに短いタイミングでいうと1か月がこれに該当します。
1年目で恋愛が冷める理由としては、どうしても好きになって付き合い始めてからの恋に対する熱量が減ってきてしまいドキドキ感がほぼなくなってしまう時期だからです。
そして1か月で恋愛が冷めることもあると言われている理由としては、「いざ付き合ってみたらなんか違うと感じる」のがこの辺りだからです。
つまり大好きな人と付き合い始めて大切にしたい・ずっとこの関係を保っていたいと考えるのであれば、まずは1か月・そして1年目のタイミングを大切にすることをおすすめします。
男性と女性で冷める時期は違う?
男性が冷めやすい時期
カップルが付き合い始めてから冷めるまでの期間は、男女で異なることが多いようです。
例えば男性の場合、付き合ってから3か月ほど経過した頃に彼女に対しての愛情が冷めやすくなるため注意が必要です。
これはなぜかというと男性が恋人に対しての感情がピークとなるのが付き合う少し前から付き合い始めた頃であることが多く、女性に比べるとそのタイミングが早いため冷める時期も3か月と早めになるからです。
ドキドキ感・ときめき感が落ち着くと恋人の嫌いな部分が見えてくるようになり、その結果このタイミングで別れを切り出してくる男性もいます。
さらに2人の関係が落ち着く交際後半年や1周年記念のタイミングも男性が冷めやすい時期だと言われています。
女性が冷めやすい時期
男性は3か月程度で恋人に対する気持ちが冷めてしまうと言われているのは、恋愛感情のピークが付き合った頃だからでした。
では女性はどうかというと、女性に関しては男性に比べるとややゆっくり目に恋愛感情を高めていく傾向があるため、そのピークは関係が進展してしばらくたってからのことが多いようですね。
このように男女間で恋愛のピーク時期が異なることも、カップルがすれ違い別れてしまう原因となっているのかもしれません。
そしてたとえ恋愛感情のピークが男性よりも遅めに来る女性であっても、いつまでも恋愛の高揚感を保てるわけではありません。
付き合って半年~1年くらいで落ち着く人が多いことを考えると、女性の場合は付き合って1年くらいが最も冷めやすい時期と言えるでしょう。
【恋愛から冷める】恋愛感情
恋愛感情が冷めるとは
「恋愛感情が冷める」とは具体的にどういうことかというと、相手に対しての愛情が薄くなってしまったり相手のことをもっと知りたい・さまざまなことを共有したいというような関心が弱まってしまうことを意味しています。
恋愛感情が冷めてしまうともう元の気持ちは取り戻せないのかというと・・・実はそんなことはありません。
こういった感情を冷静に見つめ上手に対処することで、恋心を再び取り戻すことは可能です。
まずはなぜ冷めてしまったのか原因を書きだしつつ、相手に対して好きだと思う部分を挙げていくようにしましょう。
その後しばらく相手と距離を置いてみることで考え方に変化が表れて、気づいたときには恋愛感情を取り戻しているかもしれません。
倦怠期とは違う点
恋愛感情が冷めるって・・・倦怠期ってこと?という人もいるかもしれませんが、それとは少し意味が異なります。
倦怠期というのはマンネリ感を感じる時期のことで、恋人に対して特に不安・不満があるわけではないけれど特にときめくことがなくなってしまう状態です。
この場合は一緒に居すぎたせいでそれが当然の状況と感じるようになってしまい、相手に対してドキドキしない・一緒に居てもなにかをしても新鮮味を感じないことになります。
しかし恋愛感情が冷めてしまうとどちらかというと相手に対して興味が一切なくなり嫌いな部分に嫌悪感を感じることもあるため、相手を思いやる気持ちが残っている倦怠期とはだいぶ異なります。
【恋愛から冷める】男
嘘をついて約束を守らない
男性が彼女に対して恋愛感情を失ってしまう・冷めてしまう理由としては、『彼女が嘘をついて約束を守らないから』というものがあります。
嘘と言ってもさまざまなものがあり、自分を良く見せたいもの・ささやかなものから浮気を隠すようなものまであるのですが・・・
嘘が大きければ一発で相手に対する信頼を失ってしまうこともありますし、たとえ大した内容ではない嘘だとしてもそれを重ねることで同様に信頼を損ねてしまうことになります。
最初のうちはかわいくて大好きな彼女だからと許せていた多少の嘘や約束・ルール違反についても、それが積み重なったり恋のドキドキ感が薄くなっていく頃に絶対に許せないものへと変化してしまいます。
束縛がきつすぎる
男性は彼女からの束縛が余りにもきつすぎる・理不尽な場合、彼女に対して恋愛感情を失ってしまうことがあります。
彼女としては彼氏が好きなあまりにいろいろ詮索したくなる・ルールでしばりつけたくなるようなこともあるかもしれませんが・・・
余りにもルールが細かかったり理不尽に女性との接触を禁止されたりしてしまうと、「この子は俺のことを全く信じていないのかな?」という気持ちを抱くこともあるでしょう。
多少のやきもちや束縛であれば可愛いものですしゆるされるのかもしれませんが、きつすぎる束縛は彼の恋愛感情を冷ましてしまう理由になりかねませんのでご注意ください。
女としての魅力が薄くなった
男性は付き合っている彼女の女性としての魅力が薄くなってしまうと、恋愛から冷めてしまうことがあります。
付き合う前や付き合ってからしばらくは彼氏にもっと自分を好きになってもらいたい・可愛いと思われたいし言われたいという思いからおしゃれには力を入れる女性も多いですよね。
しかし付き合いが長くなってくるとだんだんおしゃれするのが面倒になってきたり、彼氏もそこまで自分におしゃれを求めていないのかもしれないという思いから徐々に女性としての魅力アップを怠ってしまう女性もいるでしょう。
この場合すでに彼女に対して家族愛のような状態にある男性であればさほど問題はないのかもしれませんが、人によっては「女性として見れなくなった」ことを理由に彼女に対して冷めてしまうこともあるため注意が必要です。
【恋愛から冷める】女
思いやりがないと感じた
女性がが彼氏に対して恋愛感情を失ってしまう・恋愛から冷めてしまう理由としては、『彼氏に思いやりがないと感じた』ことが挙げられます。
付き合う前や付き合い始めた頃には気づくことができなかったかもしれませんが、彼氏が彼女に対して愛がない・思いやりのない行動を何度も繰り返していると・・・
彼女としては「私は大切にされていない」「彼は私のことなんてさほど好きじゃないんだ」と感じるようになります。
その結果彼女の方から彼に対する愛情を失ってしまい、彼との恋愛からはすっかり冷めてしまうこともあるでしょう。
マナーや性格が悪い行動
女性がが彼氏に対して恋愛感情を失ってしまう・恋愛から冷めてしまう理由としては、『マナーや性格が悪い行動』が挙げられます。
付き合う前や付き合って直後の頃はさほど彼とどこかへ出かけたり誰かを交えて会う・一緒に何かをする機会というのは多くはないので彼のマナーや性格・行動パターンをよく知らないことが多いですよね。
しかし付き合うようなって一緒に食事をしたり出かけたり日常を共に過ごす間に、彼のマナーの悪さやちょっとした性格の悪さが現れている言動を目の当たりにしてしまうと・・・
「なんだか思っていた人と違う」
「あれだけはどうしても許せない!」
と、自分が恋人に求める理想像と彼がかけ離れていることに気づいてしまうことがあり、その結果恋愛からすっかり冷めてしまうことも少なくありません。
金銭感覚に乏しい
また女性がが彼氏に対して恋愛感情を失ってしまう・恋愛から冷めてしまう理由としては、『金銭感覚に乏しい』が挙げられます。
付き合うまではお金に関して彼の感覚を知るチャンスは少ないかもしれませんが、いざ付き合ってみると一緒に食事やデートをする・イベントに出掛けるというようにお金を使う彼を見かける機会も増えてきますよね。
その際に極端にケチすぎる行動をしたり、逆に金銭感覚がルーズでギャンブルさえしてしまう彼の姿を知ってしまった場合には、どうしても受け付けられないと感じて彼に対する恋愛が冷めることがあります。
金銭感覚については個人の自由であるためどちらが良い・悪いというわけではないのですが、ここが合わない以上は一緒にいることは難しいのかもしれません。
結婚視野に入れると冷めることがある
そして女性は結婚視野に入れると彼氏に対して恋愛感情を失ってしまう・恋愛から冷めてしまうこともあります。
ただ単に恋人として付き合う・一緒に楽しい時間を過ごす相手としては、彼氏はかっこよくて優しくてなんの不満もないかもしれません。
しかし付き合った期間が長くなってくると特に女性は彼氏との結婚を意識するようになるのですが・・・
もし彼が結婚にはあまり向いていないような性格をしている・生活をしている場合には、夫にするにはふさわしくないと感じるようになり少しずつ恋愛から冷めていくことがあります。
子どもが嫌い・お金にルーズ・生活がだらしない・周囲への気配りが足りないというように、彼の気にならなかった部分が結婚相手として見た時には「ちょっと・・・」となることはどうしても避けられないのかもしれませんね。
【恋愛から冷める】対処法
冷められたときの対処法1・原因の究明と改善
「自分はまだ好きであるにもかかわらず、相手がどうやら恋愛から冷めてしまっているようだ・・・」
このように恋愛相手から一方的に冷められてしまったときは、まず第一に『どうして恋愛感情が冷めてしまったのか』その原因をしっかりと考えてみましょう。
原因が恋の激情が冷めたからの場合には、恋以外の好きの感情を高めることで再び仲良しカップルに戻れることもあるでしょう。
また付き合った期間が長くなってきたゆえのマンネリ化が現任の場合には、自分磨きをしてみる・デートの内容を変えてみるというように新鮮味をどこかに取り入れるといいでしょう。
ただし性格や価値観の不一致というような根本的に合わない部分が気になるが故の冷めである場合には、改善や関係の修復ができないこともあります。
冷められたときの対処法2・冷却期間を置いてみる
恋人が恋愛から冷めてしまった!そんなときは、あえて少し距離をとって冷却期間を置いてみるのもおすすめです。
「ただでさえ冷めてる相手なのに、離れたらさらに冷められない?」
と思うかもしれませんが、冷めている理由がマンネリ化の場合には距離をとることが有効な手段となることもあります。
今まで週に一回は会っていたのであれば一カ月に一度にしてみる・連絡の頻度を減らすことで、相手は「会えなくて寂しいな」「声が聴きたいな」「実は気づかない部分で色々助けられていたんだ」とあなたの恋人としての重要性を再認識してくれるかもしれません。
冷められたときの対処法3・気持ちを素直に伝える
もし恋人から冷められてしまったことをはっきりと感じる・明らかに冷めている場合は、今の自分の気持ちを素直に伝えてみても良いでしょう。
- 最近そっけなくて寂しく思っている
- もっと一緒に出掛けたい
- あなたの気持ちが分からなくて悲しい
- 私はあなたのことが今でも大好き
このような気持ちをストレートかつ真剣に伝えることで、恋人にも何かしら感情の変化が現れる可能性があります。
残念ながら100%気持ちを取り戻してもらえる対処法というのは存在していないのですが、恋人の気持ちが冷めてしまったからとすぐに諦めるのではなく、できることから始めてみることをおすすめします。
【恋愛から冷める】別れる
冷めたら別れを選ぶほうがよい理由
自分が恋人に対して恋愛感情を失ってしまった・すっかり恋が冷めてしまった場合や、逆に相手がそういった状態になってしまった場合にはなんらかの対処をすることで再び仲良しカップルに戻れる可能性は十分あります。
しかし一度冷めた恋愛の気持ちを盛り返すのには非常に努力や苦労が伴うことも少なくないため、これも縁だと思ってどちらかが冷めた場合にはスッキリと別れを選んだ方が時間のロスがなくて良いという考え方もあるでしょう。
いきなり別れると後悔してしまいそうなので、いったんは距離をとってお互い自分自身や相手に対する気持ちを見つめ直してみることをおすすめします。
そのうえでやっぱりもう元には戻れない・恋愛感情が戻ることがないと判断したのであればお互いに別の道へ進むための話し合いをきちんとするようにして下さいね。
【恋愛から冷める】まとめ
どんなに情熱的に付き合うことになったカップルでも、いつまでも燃え上がるような恋の感情を保ち続けることは難しいとされています。
そのため男性が冷めやすい時期を考慮すると付き合って一カ月頃あった辺りに、次に女性が冷めやすい時期を考慮すると付き合って一周年辺りには「なんだか最近冷めてしまったなぁ」と別れがよぎってしまうこともあるかもしれません。
相手に対して冷めてしまうと、連絡やデートの回数が減ったり一緒にいるときもつまらなさそうにする・早く帰りたがるようになります。
またイベントや記念日を一緒に祝おうとしなくなることもありますが、冷めた理由によっては元のような仲良しカップルに戻れるチャンスはあります。
なぜ恋愛に冷めてしまったのかを見つめ直しつつしばらくの間冷却期間をおいてみることで、気持ちが良い方向に変化することも考えられますので試してみて下さいね。
もちろん冷めた理由や二人の考え方によっては「どちらかが冷めたら終わり」と割り切って次の恋愛へと踏み出すために別れ話をするという選択もアリでしょう。